第10回 海外旅行動向シンポジウム 2005年度
財団法人日本交通公社が毎年開催している「海外旅行動向シンポジウム」もお陰様で10回目を迎えることができました。今年のシンポジウムは全体テーマを「『成熟化』市場のマーケティングとは!?市場変化の構造性を読み解く新たなパースペクティブ」と題し、第1部において2004年、及び最新の市場動向分析を報告するほか、特別報告とパネルディスカッションを含めた3部構成でお送りいたします。
海外旅行はこの40年で驚くほど身近な体験になりました。しかし現在の海外旅行市場では経験値の高い一部のハードリピーターが大きなシェアを占めるようになりつつあります。実は、こうした変動の根底では旅行者行動の表面的な変化からは分からない欲求心理の変化が進行しており、それを知ることこそが、現在の海外旅行マーケティングに最も必要な視点だと考えられます。
例えば海外旅行のハードリピーターとはどんな欲求を持った人達なのでしょうか。また、目的や価値観が多様化した旅行市場において、旅行会社やメディアが送り続けている情報は、人々の海外旅行の欲求を的確に捉えているのでしょうか。
第2部の特別報告では、財団法人日本交通公社が行った旅行欲求のダイナミズムと構造に関する独自の研究結果をもとに、このような問いにひとつの答えをお聞かせします。また第3部では、50代以上の市場とは全く異なるアプローチを求められるポスト団塊世代に注目したパネルディスカッションをお届けいたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
概要
テーマ | 「成熟化」市場のマーケティングとは!? |
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開催日時 | 2005年7月22日(金) 13:30~17:20 |
会場 | 東京・大手町/経団連会館 11階 国際会議場 東京都千代田区大手町1-9-4 TEL:03-3279-1411(代表) (JR東京駅下車徒歩7分、地下鉄大手町駅下車1分) アクセス |
主催 | 公益財団法人日本交通公社 |
後援 | ジェイアイ傷害火災保険株式会社 |
協力 | 株式会社ツーリズム・マーケティング研究所 |
お問い合わせ | 財団法人日本交通公社 観光文化振興基金事務局 宮崎・神谷・岩崎 |
スケジュール
12:30 | 開場 |
13:30~13:40 | 主催者挨拶 |
13:40~14:15 |
第1部 海外旅行マーケット動向2004~2005 プレゼンター:財団法人日本交通公社/株式会社ツーリズムマーケティング研究所 |
14:15~15:00 |
第2部 特別報告 見えてきた旅行欲求の構造 プレゼンター:財団法人日本交通公社/株式会社イーファルコン |
15:00~15:20 | 休憩 |
15:10~17:20 |
第3部 パネルディスカッション ディスカッションでは、ネクスト・ネットワークの辻中俊樹氏(近著「団塊が電車を降りる日」)に団塊ジュニアを中心とした若年世代のライフスタイルや価値観が、親の世代とどのように違っているか、お話いただきます。また、カフェグローブ・ドット・コムの和田久美氏には、30代前後の働くシングル女性のサイコロジーと、同社が展開している双方向・参加型の「ユーザー巻き込み型」のネット・マーケティングの発想についてお話いただきます。 ◎パネリスト 和田 久美 氏 ◎コーディネーター |
17:20 | 閉会 |
※パネリストはやむを得ず変更となる場合がございます。