No.123 2022年度日本造園学会全国大会に参加・研究発表しました
2022年6月17日~19日、2022年度日本造園学会全国大会が恵庭市民会館・北海道大学で開催され、当財団から五木田上席主任研究員が研究発表を行いました。
今回のセッションは、国立公園の利用と保全/国立公園の利用施設と計画/自然環境の空間利用・認識/官と民による公園づくりと緑花推進/非常時の公園利用/オープンスペースの利活用/公共空間の利用行動/社会的な背景から空間を読み解く/景観評価/都市緑地の景観評価/農村景観の特性・保全/ランドスケープと教育/広域計画/造園意匠の伝統と継承/計測技術の応用の15テーマです。
そのなかの「国立公園の利用と保全」のセッションで、「ガイドツアータイプと参加経験に着目した参加意向者の特徴とガイドツアーに求めること(※1)」について発表し、その後のディスカッション等も通じて、研究交流を深めることができました。
研究発表会終了後は、ミニフォーラム・研究推進委員会フォーラムのなかから、「橋梁と堰堤のある風景の審美性を考える-名勝の視座から」「実践から読み解く風景計画の理論」に参加しました。風景の美とそれを捉えるまなざしや、人と空間の新たな関係性について改めて考えるきっかけとなりました。
※1 五木田玲子・仲七重・寺崎竜雄「ガイドツアータイプと参加経験に着目した参加意向者の特徴とガイドツアーに求めること」(2022年、ランドスケープ研究85(5)85(5)p.529-534)(外部リンク)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jila/85/5/85_529/_article/-char/ja/