旅館の歴史に見る交流機能と文化表現の変遷 (観光文化 217号)
特集
ホテル・旅館の歴史に見る交流機能と文化表現の変遷
旅人は、宿の食事や住民との交流を通じて地域の食文化や住民の考え方を理解し、また、滞在を通じて寝床や入浴の習慣などの生活文化を吸収できました。
住民は、旅人との触れ合いを通じて外の世界の異文化を吸収することができました。
それまでは安全な寝床と腹いっぱいの食事を提供するだけだった宿屋は、交流の場、文化体験の場として付加価値を獲得し、近代のホテル・旅館が成立しました。その役割は社会環境により大きく変化しつつあります。
本特集では、ホテル・旅館の歴史の変遷をたどることにより、今後の宿泊施設の在り方を考えます。
- 発行年月
- 2013年04月発行
- 判型・ページ数
- A4判 36ページ
- 価格
- 定価1,100円(本体1,000円 + 税)
※本書は当サイトでの販売は行っておりません。
掲載内容
風致探訪 其の六十二 酒屋の駕籠・奈良橿原 | 樋口 健二 |
巻頭言 おもてなし大国、日本へ。 P1 | 小田 禎彦 |
特集 ホテル・旅館の歴史に見る交流機能と文化表現の変遷
連載
連載Ⅰあの町この町 第53回 水界のほとり ── 三重県桑名市 P29 | 池内 紀 |
連載Ⅱホスピタリティーの手触り 74 ベッドの悦楽、畳の美学 P34 | 山口 由美 |
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