温泉地における不易流行を考える (観光文化 223号)
特集 温泉地における不易流行を考える
―温泉地、温泉旅館の課題と展望
「温泉」は日本人の行きたい旅行の上位に挙げられます。しかし、温泉地の多くは消費者ニーズや旅行形態の変化に対応できず低迷を続けています。消費者の旅行に求める価値が時代とともに変化していく中で、温泉地が持続的に発展していくためには、常に時代の変化に感覚を研ぎ澄ませ、時代を超えて変わらない価値のあるものを踏まえつつ、温泉地づくりを実践していくことが大切です。今号では、温泉地における不易流行について考えながら、温泉地、温泉旅館のあり方を考察していきます。
- 発行年月
- 2014年10月発行
- 判型・ページ数
- A4判 72ページ
- 価格
- 定価1,100円(本体1,000円 + 税)
※本書は当サイトでの販売は行っておりません。
掲載内容
風致探訪其の六十八 長崎・眼鏡橋 | 樋口 健二 |
巻頭言 温泉地の不易流行 P1 | 安島 博幸 |
特集 温泉地における不易流行を考える―温泉地、温泉旅館の課題と展望
1旅館経営とまちづくりの関係を考える P2 | 大西 雅之 |
2たゆまぬチャレンジの根底にあるまちづくりの精神 P6 | 金井 啓修 |
3百年の計、変わらぬ思いと進化する由布院 P10 | 桑野 和泉 |
4温泉地からの声 P14 | 大川 富雄、湯本 晃久、 奥野 和宏、岩田 一紀、 宮﨑 光彦、生野 敬嗣、北里 有紀 |
5異界としての温泉地づくり P28 | 下村 彰男 |
6湯治文化を生かした温泉地づくり P32 | 内田 彩 |
特集テーマからの視座 温泉地における不易流行を考える P36 |
吉澤 清良 |
観光研究最前線(1) 観光プロモーションにおけるビジュアル活用の国際比較 P43 |
柿島 あかね |
観光研究最前線(2) 「観光列車」などによる鉄道の観光利用促進への取り組み P48 |
有馬 義治 |
観光研究レビュー Travel and Tourism Research Association(TTRA)年次国際会議参加報告 P55 |
外山 昌樹 |
連載
連載Ⅰあの町この町 第59回 デニムの聖地―岡山県・井原市 P61 | 池内 紀 |
連載Ⅱホスピタリティーの手触り 80 国境の島、対馬にて P66 | 山口 由美 |
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