地方創生時代における農山村と観光 (観光文化 232号)
地方創生の掛け声のもと、東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力向上を目的とした施策が、日本全国で展開されています。そうした中、地域活性化の手段として観光、その振興に取り組む地域も少なくありません。過疎化や高齢化が顕著な農山村においても、旅行者の価値観の変化などを背景に、農山村の風景や農業、田舎の暮らしそのものを活かした取り組みが、さらに進展しつつあります。また、国内のみならず、海外でも日本の農山村の魅力が注目され、多くの外国人が農山村を訪れるようになりました。本特集は、地方自治体アンケート調査、先進事例へのヒアリング調査などから、農山村が観光に取り組む意味と効果の検証を試み、農山村の価値を高める方法、その際に留意すべきことなどを考察するものです。
- 発行年月
- 2017年01月発行
- 判型・ページ数
- A4判 61ページ
- 価格
- 定価1,100円(本体1,000円 + 税)
※本書は当サイトでの販売は行っておりません。
掲載内容
目次
風致探訪其の七十六 「猫ちぐら」づくり | 樋口 健二 |
巻頭言自信を持って、田舎の魅力を発信しよう! | ダニエル・カール |
特集 地方創生時代における農山村と観光
連載
連載Ⅰ私の研究と観光 第7回 新たな視点での観光政策研究 |
下地 芳郎 |
連載Ⅱわたしの1冊 第7回 『Governing the Commons』 Elinor Ostrom著 |
小磯 修二 |
旅の図書館だより「研究員コラム」の紹介 |