国内研究者7名で日本観光研究学会に研究会を設置し、過年度までに実施した研究成果を基に書籍『持続可能な観光地のための指標開発(仮題)』の執筆を進めた。また、島嶼における持続可能観光地経営モデルの構築に向けて、引き続き自然資源型観光地・座間味村と文化資源型観光地・久高島においてモニタリングを実施した。
さらに、2012年度から開催してきた自然公園研究会は、「withコロナ時代の国立公園を考える~現地からの報告~」と題して、6月に初のオンライン方式で開催した。
概要
持続可能性指標(STI)に関する研究は、海外の研究・実践事例のレビューを踏まえ、国内観光地におけるSTI導入の可能性と成功のポイントについて、モデルケースでの実践を通じて整理することを目的に、これまで2010年度より取り組んできた。今年度は下記の研究を行う。
(1)「持続可能な開発目標と観光に関する研究会」を通じた研究活動
(2)島嶼における持続可能観光地経営モデルの構築
(3)「自然公園研究会」の開催
(4)観光地の領域に対する利用者の認識に関する研究
報告
成果物
- 書籍『持続可能な観光地のための指標開発(仮題)』
- 外部サイト「自然公園研究会」