観光資源評価の新たな公開に向けたプロジェクト2020

概要

観光資源評価の新たな公開に向けたプロジェクト2020

日本人の旅行意欲の喚起、観光資源の魅力を発揮する観光地整備の促進などを目的に、2018年度に「全国観光資源台帳」と「JTB新日本ガイド(廃盤)」のデータを統合・精査・改訂し、観光研究の視点から当財団ならではの知見を加えた観光情報の公開(「美しき日本プロジェクト」)に着手した。観光資源情報サイト「美しき日本 全国観光資源台帳」を構築し、同サイトに掲載する観光情報(資源概要・みどころ等)を、外部の専門家等の協力も得ながら作成し、順次、都道府県単位で公開している。

報告

当財団が1968年から取り組んでいる観光資源の分類や評価、その活用に関する研究を基に、各資源の概要に加えて観光研究の視点も織り交ぜて日本の多種多様で魅力あふれる観光資源を紹介するウェブサイト『美しき日本 全国観光資源台帳』を構築し、7月に公開した。現在、12県(山形県・茨城県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県・福岡県・佐賀県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県)を公開中。引き続きウェブサイトに公開予定の内容の精査を行うとともに、新たに現地調査等に着手した地域では資源評価の見直しや資源の追加、資源概要・見どころ(資源評価的解説)等の執筆を行った。

この研究・事業の分類

分野 観光資源 観光資源評価 観光資源の保全と活用
エリア 全国
観光地タイプ 自然観光地 / 歴史観光地 / 温泉観光地 / 島嶼観光地 / 都市観光地 / 農山漁村
自主/受託 自主
自主事業区分 基盤調査研究
発注者 公益財団法人日本交通公社
プロジェクトメンバー 吉澤 清良 / 門脇 茉海 / 寺崎 竜雄
実施年度 2020年度