人口減少社会における地域課題解決手段としての観光政策に関する研究2022

概要

人口減少社会における地域課題解決手段としての観光政策に関する研究2022

人口縮小社会において、観光を通じて、経済・社会の課題解決に期待が寄せられている。このため、地方自治体の観光政策は、行政担当職員、行政の他部署や関係機関、地域内の観光産業、地元企業や経営者、地域振興団体、地権者、市民とも協働することが増えている。このとき、関係者の「地縁ネットワーク」が影響していることが少なくないと考えられるが、その特徴は明らかでない。

そこで、本研究では、観光政策における地縁ネットワークの特徴を考察することを目的とする。

地縁ネットワークを詳細かつ網羅的に把握するために、観光振興に取り組む中で、特徴的な地縁ネットワークを活用していると想定され、かつ研究代表者が、観光政策への関与を通じて地縁ネットワークの把握が比較的行いやすい大分県津久見市(人口約1.8万人)を取り上げ、同市の「津久見モイカフェスタ」をケースとし、関係者の地縁ネットワークの特徴を考察する。

他年度の研究・事業

人口減少社会における地域課題解決手段としての観光政策に関する研究2021

人口減少社会における地域課題解決手段としての観光政策に関する研究2021

社会・経済的な発展目標の達成手段として、国や地方自治体による観光活用が顕著に増加している。特に、人口減少社会にあって、地域の持続性が課題となるなか、強力な観光産業を有していなくとも、観光を地域課題解決の手段として活用する・・・

この研究・事業の分類

分野 観光政策・観光地経営 観光政策 推進体制・組織
観光と社会の潮流 地域社会・住民 持続可能な観光
エリア 全国
自主/受託 自主
自主事業区分 自主研究
発注者 公益財団法人日本交通公社
プロジェクトメンバー 吉谷地 裕 / 磯貝 友希 / 菅野 正洋 / 郭 玲玲
実施年度 2022年度