1.被害・復興状況をもとにしたエリア区分 主要観光地における地震の影響度合い(被害状況及び観光復興状況)をもとに、九州(沖縄を除く)をエリア区分すると、概ね次の3エリアに分けることができます。 ①被災中心エリア(熊本県熊・・・
公益財団法人日本交通公社 観光政策研究部では、2013年度から3カ年をかけて『これからの観光地づくりと観光計画に関する研究』に取り組むこととなりました。大きくは、以下の通り、3つの研究項目から構成され、全体像は図表1のよ・・・
「観光」という言葉を(他の分野の)学者の先生達は「俗っぽい」と言って使いたがらないけれど、重要なことなんです。僕は人間の本性に根ざしたものだろうと思っているわけです。 それをいかに産業の支えにもっていくかということですね・・・
観光を考えることは、最終的に人間の本質的な喜びとは何かを考えることにつながると思いますね。例えば子どもが歩き出して、よちよち歩きでも目を離すと、すぐどこかへ行ってしまうでしょう。原始時代の人間も、今いる場所から移動するき・・・
女性がなぜ化粧するかというと、人に見られるからですよね。景観学的にも「見る」「見られる」という関係、視点と対象の関係が非常に大事だと言えます。見られることに対して人間がどう感じるか、見る方がどう感じるか。さらに視野を広げ・・・
観光計画に必要なのは、「主体」、「目的」、「対象」、「手段」、「構成」という5つの要素ですね。主体と目的からニーズが決まり、対象と手段から受け入れ側が決まり、それらをまとめるのが構成となります。これは観光に限ったことでは・・・
この表には「中分類表」と書いてあるでしょ。さらにここから小分類になってくると、もっといろいろな話が出てくるわけですよ。 例えば、日本でも太閤の花見として殿様が花見を楽しんだり、ヨーロッパでも王侯貴族は昔から観光を行ってい・・・
私なりに観光学と術の体系をまとめたのがこちらの一覧表です(表2参照)。日本観光研究学会の前身である「日本観光研究者連合」の初代会長に選出されて、発起人として観光の体系をどう考えるか、というのでまとめたものです。学校にずっ・・・
(1)これからのわが国の観光、観光地づくりに必要なことは何か 自然と歴史と文化をもう一度、基本にしっかり立ち戻って見直すことですね。施設ばかりに目がいくけれど、大元になるのはその地域の自然と歴史と文化で、 各省庁には観・・・
(1)観光分野で何をやってきたのか、観光分野での業績、功績は何か ●常に先手を打って来た~東大助手時代に取り組んだ道路景観計画 僕がやってきたのは、観光地計画ですね。観光地づくりです。 僕は常に先手先手を打って、追いつけ・・・
【PDF版(1.00MB)】 観光の“学と術”の体系化と観光計画 東京工業大学名誉教授 鈴木忠義氏 1924(大正13)年東京都・向島生まれ。1949(昭和24)年東京大学第二工学部土木工学科を卒業。同大学林学科演習林・・・
(1)これからのわが国の観光・観光地域づくりに必要なことは何か 仰々しい表現になりますが、まずは観光概念の国民的・国家的共有が必要ではないでしょうか。それが曖昧になっている。そのためには幼少期から観光を郷里(生活地域)・・・
(1)実現した観光計画と実現した要因 観光計画といっても「観光地域計画(全体)」「観光施設計画」「観光ソフト計画」(組織・仕組みづくり、イベント等)」によって実現の捉え方が異なる感じですし、実現の認識にも曖昧な点があり・・・
(1)わが国の観光の何が問題か ●「住んでよし」の理念が、観光計画にはまだあまり組み込まれていない 成熟度を増す内外の観光需要に対応する観光地域づくりには、「非日常性」ならぬ、「異日常性」を介した「生活者交流」という視点・・・
●関連主体参画の計画過程が合意と実践を引き出した「那須町観光振興基本計画」 1982(昭和57)年暮れに、那須町から観光振興基本計画を策定したいとのお話がありました。当時は石油危機以降の低成長の中で、観光地域は低迷を続け・・・
(1)観光分野で何をやってきたのか、観光分野での業績、功績は何か ●30歳で観光・地域計画のコンサル会社を設立 ジュピオに3年間在籍した後、1973(昭和48)年3月に退職しました。その後半年ほどは先輩や友だちの仕事を手・・・
【PDF版(2.08MB)】 観光を「異日常性」(異なる生活文化)を介した「生活者交流」と捉えた観光地経営を期待したい 城西国際大学観光学部客員教授 阿比留勝利氏 1943(昭和18)年長崎県対馬市厳原町・・・
これからのわが国の観光、観光地づくりに必要なことは何か ●研究アプローチを振りかえってみて 私は、生活空間計画としてレクリ―ション地域、とくにオープンスペース利用とその配置計画からはじめました。過密で閉鎖的な都市空間に開・・・
わが国の観光政策は有効に機能してきたか ●「ホスト」と「ゲスト」の関係に着目 1975(昭和48)年頃、地中海のキプロス出身で、英国で地理学を学んだロシディス・ニコスという研究者が、三村研究室に所属する博士コースの留学生・・・
観光分野で何をやってきたのか ●過密・通過型レジャーへの疑問 大学院を出た後は大阪府の技師として就職し、千里ニュータウンの設計に3年間従事しましたが、1960(昭和35)年に西山先生から新しい講座の助手として呼んでもらえ・・・