観光研究部 上席主任研究員 五木田 玲子
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」世界文化遺産登録 2018年7月、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の、世界文化遺産への登録が決定しました。各種記事で取り上げられている通り、登録までは紆余曲折があり、・・・
観光研究部 副主任研究員 門脇 茉海
2015年度から2017年度までの3年間、私は富士北麓地域で「REBIRTH!富士講プロジェクト」に携わっていました。3年間のプロジェクトの詳細は、ともに担当していた吉澤がコラムvol.367「REBIRTH!富士講プ・・・
観光研究部 上席主任研究員 柿島 あかね
当財団では、台湾、香港、中国の旅行会社9社を対象に訪日旅行商品(団体ツアー)を収集し、集計・分析を行う「JTBF訪日旅行商品調査」を実施しています。私が本調査を担当するようになり3年目となりますが、各国で販売されている・・・
立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員)(出向中) 吉澤 清良
「いつまでも 富士山を世界遺産に」、これは、富士山を未来まで宝として引き継いでいくことを目的に、PR啓発活動、教育活動、募金活動などを行っている、認定NPO法人富士山世界遺産国民会議(理事長:青柳正規氏、元文化庁長官)・・・
「滞在地」となる必要性 2017年の訪日外客数(インバウンド)は2,869万人(前年比19.3%増)、その後の18年1月、2月の数字もそれぞれ250.2万人(9.0%増)、250.9万人(23.3%増)と増加傾向を示し・・・
公益社団法人 京都市観光協会 主任(出向中) 福永 香織
当財団は、千代田区を中心に何度も引っ越しをおこなってきたが、いずれも賃貸オフィスであったこともあり、なかなか会社の住所を「地元」として認識するまでは至らなかったように感じている。全国の観光地のお手伝いをしている一方で、・・・
おきなわサステナラボ長 兼 観光研究部 上席主任研究員 中島 泰
2017年の静岡・山梨県の4登山道を合わせた富士山の登山者数(注1)は、約28.5万人で、前年同期間から約3.9万人の増加となりました。また、1日あたりの登山者数がもっとも多かったのは8月13日(日)で、8,201人も・・・
常務理事/博士(農学) 寺崎 竜雄
明けましておめでとうございます。 平素より当財団業務にご高配いただきありがとうございます。 本年もかわらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 さて、年末に自宅で経済紙をめくっていたところ国際観光旅客・・・
観光研究部 主任研究員 後藤 健太郎
数年前、ある地域でこんな質問を受けたことがあります。 「後藤さん、何か参考になる地域の取り組みはありますか。」 前後の話の流れはここでは書き切れません。また、質問がこのような内容であったかは、正確には覚えていないで・・・
観光研究部 上席主任研究員 菅野 正洋
藤里町の魅力を楽しむツアー 10月中旬、秋田県藤里町を、国際教養大学(秋田市)に学ぶ日本人と外国人留学生の学生グループ10名が訪れました。留学生の出身はイギリス、オーストラリア、アメリカ、エストニアなど様々で、いずれも・・・
はじめに 当財団では、1968年から観光資源の評価に関する研究に取り組んでいます。観光資源の魅力の基準を整理するとともに、その基準に沿って全国津々浦々にある観光資源を選定して「全国観光資源台帳」としてとりまとめ、観光基・・・
訪日外国人消費動向調査(平成28年)によると「訪日前に最も期待していたこと」の1位は全国籍・地域で「日本食を食べること」(26.0%)で、2位の「自然・景勝地観光」(16.4%)を大きく引き離しています(図1)。今回は・・・
観光研究部 主任研究員 吉谷地 裕
昨今、「時短家電」が流行しています。 食洗機や、乾燥機付洗濯機、フードプロセッサなどは家事の手間を大幅に減らしてくれます。我が家も某メーカーのロボット掃除機を購入し、掃除がずいぶん楽になりました。忙しい共働き家庭や子・・・
秋ノ宮温泉郷の現状と地域力ワークスやまもりの取組 過疎化や高齢化が顕著な農山村においても、旅行者の価値観の変化などを背景に、農山村の風景や農業、田舎の暮らしそのものを活かした取り組みが、さらに進展しつつある。当財団機関・・・
理事/観光研究部長/旅の図書館長 主席研究員/博士(社会工学) 山田 雄一
経済のサービス化が進む日本経済 日本経済は、1997年を境として低成長へと突入しているが、この10年(2007年から2016年)、雇用者数は4%、213万人増大している。これを、業種別にみてみると、建設業(10%・47・・・
先月、台湾の南部エリアを訪れる機会があった。訪問の主たる目的は、高雄の国立台湾応用科技大学にて開催された「台日地方観光論壇」において、「日本における観光による地方創生の現状」と題した発表をするためであった(同論壇の概要・・・
2016年10月に移転・リニューアルした旅の図書館は、新たなコンセプトを「観光の研究や実務に役立つ図書館」としています。特徴として、「独自の図書分類の構築と専門性・希少性の高い蔵書の公開」「知見やネットワークを共有する・・・
持続可能な観光国際年 今年2017年は、国連の定める「持続可能な観光国際年(International Year of Sustainable Tourism for Development)」となっています。国連によ・・・
我が国の将来を考えた時、地域における観光が様々な意味で重要であるのは、多くの人が納得するところかと思います。地域住民が足元にある資源を磨いて観光振興に活かしていく。また、地域経済の活性化の視点から、外からの観光客の来訪・・・
1月27日(金)に当財団で実施しているアジアの観光研究に関する自主事業の一環として、「フィリピンの観光政策と観光研究に関する勉強会」を開催しました。 当日はフィリピン大学のDr. Edieser De La Sant・・・