研究員紹介・コラム

観光と社会の潮流

2016年を振り返って [コラムvol.329]
  • 観光政策・観光地経営
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2016年を振り返って [コラムvol.329]

常務理事/博士(農学) 寺崎 竜雄

 12月も半ばを過ぎ、ますます慌ただしさを実感する頃となりました。  本年も多くの皆さまにご指導とご鞭撻をいただきましたこと、この場を借りて感謝申し上げます。  2016年、当財団は新たなステップを踏んだ年でした。春には・・・

縮小マーケットへの対応を考える [コラムvol.327]
  • 観光経済
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縮小マーケットへの対応を考える [コラムvol.327]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 最近様々な分野で「○○離れ」と言われています。テレビ離れや車離れ、活字離れ…数え上げればきりがありません。自分の行動を振り返ってもそれは例外ではなく、気がつけばテレビを観ることはほとんどなくなり、車も自転車すらも手放し・・・

富士信仰と外国人 ~巡礼路を歩き、富士信仰を“感じる” [コラムvol.325]
  • 観光政策・観光地経営
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富士信仰と外国人 ~巡礼路を歩き、富士信仰を“感じる” [コラムvol.325]

立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員)(出向中) 吉澤 清良

 10月15日(土)から三週にわたって放送された「ブラタモリ(NHK)」、山梨県の“富士山”特集、皆さん、ご覧になられましたでしょうか。私は、「リバース!富士講プロジェクト(*1)」とも関わりが深かった、「#52 富士山・・・

スマホが作り出すマーケティングの潮流 [コラムvol.324]
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スマホが作り出すマーケティングの潮流 [コラムvol.324]

理事/観光研究部長/旅の図書館長 主席研究員/博士(社会工学) 山田 雄一

高性能コンピューターとなったスマートフォン  2016年9月、Apple社からiPhone7が発表された。  インターネットが民間ベースに普及を始めた頃の最新CPU「Pentium II」に対し、iPhone7が搭載する・・・

観光地におけるサード・プレイスを考える [コラムvol.321]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流
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観光地におけるサード・プレイスを考える [コラムvol.321]

公益社団法人 京都市観光協会 主任(出向中) 福永 香織

 今年も「旅行年報2016」が発行となりました(注1)。日本人の旅行動機としては「日常生活から逃れるため」(60.1%)が「旅先のおいしいものを求めて」と並んで上位に挙がっています。  旅行に出かけない休日も、職場と自宅・・・

地中海通信:10月2日(日)晴れ [コラムvol.319]
  • 観光と社会の潮流
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地中海通信:10月2日(日)晴れ [コラムvol.319]

おきなわサステナラボ長 兼 観光研究部 上席主任研究員 中島 泰

 出発から24時間と少し、今回の国際学会の開催地、サルディーニャにようやく到着しました。天候は晴れ、気温は26度。地中海の乾いた風に乗って、カモメが空高く飛んで行きました。さて、今日(2016/10/2)から4日間に渡り・・・

自動運転車が変える観光の未来 [コラムvol.317]
  • 観光経済
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自動運転車が変える観光の未来 [コラムvol.317]

自動運転車への期待  2013年の秋に行った自主調査で「これからの国内宿泊旅行市場が拡大していくために 必要性が高いと思うものを選んでください」という質問をした(対象は全国の旅行好きで発信力のあるオピニオンリーダー層)。・・・

まちづくりと観光事業の間にある壁⑥ [コラムvol.316]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

まちづくりと観光事業の間にある壁⑥ [コラムvol.316]

観光研究部 主任研究員 後藤 健太郎

 「例えば京都市と比べると全部負ける」1)  今回は川端五兵衛氏のこの言葉を“入り口”の一つとしたいと思います。  川端五兵衛氏は、滋賀県近江八幡市の市長を1998~2006年まで務めた方で、1970年代に始まる八幡堀の・・・

「国立公園」と「世界遺産」、どちらが人気? [コラムvol.315]
  • 旅行者動向
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「国立公園」と「世界遺産」、どちらが人気? [コラムvol.315]

観光研究部 上席主任研究員 五木田 玲子

リオ五輪が終わって  先週、リオデジャネイロオリンピックが閉幕しました。日本選手はもちろん、世界各国の選手のみなさんの素晴らしい熱戦に釘付けになり、眠れない日が続いた方も多いのではないでしょうか。次のオリンピックは、いよ・・・

観光分野における我が国の国際貢献(その2) [コラムvol.313]
  • 観光と社会の潮流
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観光分野における我が国の国際貢献(その2) [コラムvol.313]

観光研究部 上席主任研究員 菅野 正洋

 さる6月1日から4日にかけて中国・北京で開催されたAsia Pacific Tourism Association(APTA)の第22回年次大会に参加し、研究活動を通して得られた知見を発表してきました。  (APTAの・・・

男性的なイメージのレジャーと女性的なイメージのレジャー [コラムvol.309]
  • 旅行者動向
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男性的なイメージのレジャーと女性的なイメージのレジャー [コラムvol.309]

観光研究部 上席主任研究員 柿島 あかね

 最近、生まれて初めて競馬に行く機会がありました。実際に競馬場を訪れてみると、有名店のスイーツが並ぶおしゃれなカフェでは女性グループやカップルがくつろぎながら次のレースの相談をしていたり、パドック周辺ではこれからレースに・・・

仮想現実と観光の未来 [コラムvol.306]
  • 観光と社会の潮流

仮想現実と観光の未来 [コラムvol.306]

観光研究部 主任研究員 吉谷地 裕

 「電脳コイル」をご存知だろうか。2007年にNHK教育テレビジョンで放送されたアニメーションだ。  一見普通のメガネにみえる「電脳メガネ」が普及した世界が舞台で、電脳メガネをとおして現実とコンピュータグラフィックスによ・・・

山梨県立富士山世界遺産センター オープン[コラムvol.305]
  • 観光政策・観光地経営
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山梨県立富士山世界遺産センター オープン[コラムvol.305]

立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員)(出向中) 吉澤 清良

 前回(vol.285)は「2015年、印象に残った地域、人、そして“言葉”」、前々回(vol.262)は「世界遺産 富士山の魅力、その普遍的価値を伝えたい!」と、いずれも「富士山」を話題にコラムを書かせていただきました・・・

熊本地震が観光に与える影響 -過去の経験から得られたこと、学ぶべきこと- [コラムvol.302]
  • 観光と社会の潮流

熊本地震が観光に与える影響 -過去の経験から得られたこと、学ぶべきこと- [コラムvol.302]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 2016年4月14日(木)の熊本地震の発生以降、今なお断続的に続く地震は、熊本県及び周辺地域に多大な被害を及ぼしています。お亡くなりになられた方々には深く哀悼の意を表し、また被災された方々に対しては心よりお見舞い申し上・・・

ニュージーランドの森で考えた ~kiwiの国の実現力・改善力 [コラムvol.300]
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ニュージーランドの森で考えた ~kiwiの国の実現力・改善力 [コラムvol.300]

おきなわサステナラボ長 兼 観光研究部 上席主任研究員 中島 泰

 ニュージーランドの森にはサンドフライがいる。18世紀の探検家、ジェームズ・クックが「もっとも迷惑な生物」とその存在を日記に残した、その正体は小型のハエだ。蚊にも似ているが、異なるのは刺された後の痒さと持続性が蚊の比では・・・

まちづくりと観光事業の間にある壁⑤ [コラムvol.296]
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まちづくりと観光事業の間にある壁⑤ [コラムvol.296]

観光研究部 主任研究員 後藤 健太郎

 定着したと思える用語「観光まちづくり」を敢えて分けるのは、もう一度その間にある違いや観光まちづくりに取り組んできた各地域の現状と課題を踏まえて、今後の取り組みに向けた要点を整理することが重要だと考えるからです。  この・・・

旅行は“行ったことのないところに行く派”?“知っているところにもう一度行く派”?[コラムvol.295]
  • 観光と社会の潮流
  • 旅行者動向

旅行は“行ったことのないところに行く派”?“知っているところにもう一度行く派”?[コラムvol.295]

観光研究部 上席主任研究員 五木田 玲子

行ったことのないところに行く派?知っているところにもう一度行く派?  みなさんは旅行先を選ぶときに、行ったことのないところに行く派ですか?それとも、知っているところにもう一度行く派ですか?もちろん、旅行目的や、誰と一緒に・・・

観光分野における我が国の国際貢献 [コラムvol.293]
  • 観光と社会の潮流
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観光分野における我が国の国際貢献 [コラムvol.293]

観光研究部 上席主任研究員 菅野 正洋

「遺産観光に関する国際会議」開催  さる2月24日(水)~26日(金)に国連世界観光機関(以下「UNWTO」)と観光庁の共催により奈良県で開催された「遺産観光に関する国際会議」に参加してきました。  会議では、我が国の重・・・

観光地での住民意識調査実施を通して感じたこと[コラムvol.290]
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観光地での住民意識調査実施を通して感じたこと[コラムvol.290]

観光研究部 副主任研究員 門脇 茉海

観光が地域への誇りを育む  当財団に就職してから、もうすぐ丸3年が経とうとしています。この3年間、地域の方々と一緒に地域の魅力探しを重ねてきました。その中では、地域の方が自分の地域の魅力を再発見し、地元の良さに改めて気づ・・・

2015年、印象に残った地域、人、そして“言葉” [コラムvol.285]
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2015年、印象に残った地域、人、そして“言葉” [コラムvol.285]

立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員)(出向中) 吉澤 清良

 私たち研究員は、仕事柄、多くの地域にお伺いします。観光魅力の高い地域や、素敵な人々に出会うと、ワクワクするものです。2015年も、多くの魅力的な地域や人との出会いがありました。  今回のコラムでは、昨年、特に印象に残っ・・・