研究員紹介・コラム

観光と社会の潮流

“リムデイランチ”生みの親、本田先生に学ぶ [コラムvol.145]
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“リムデイランチ”生みの親、本田先生に学ぶ [コラムvol.145]

立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員)(出向中) 吉澤 清良

■ 観光文化事業部で始まった“楽しく、有益な試み”  ここはJTBF新小会議室、時は昼過ぎ。三々五々、職員がおにぎりにお茶、調理パンにジュースといった“軽め”のランチを持って集まってきます。そう、今日は“中年メタボ対策ダ・・・

“ムダ”は本当に“無駄”なのか!? [コラムvol.142]
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“ムダ”は本当に“無駄”なのか!? [コラムvol.142]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 長期に渡る景気及び経済の低迷の影響もあり、“ムダ”に対する意識がますます高まっているように感じられます。例えば、国の政策においては「無駄の排除」がキャッチフレーズのごとく連呼されており、民間企業であれば「カンバン方式」・・・

『銀座でミツバチ』が都市と地域をつなぐ [コラムvol.140]
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『銀座でミツバチ』が都市と地域をつなぐ [コラムvol.140]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

●銀座でミツバチ!?  NPO法人銀座ミツバチプロジェクトは2006年から銀座3丁目、紙パルプ会館を中心に活動している。メインとなる取り組みは、都会の真ん中、銀座の45メートルのビルの屋上での養蜂である。なぜ、都会の真ん・・・

旅行市場は震災からいつ立ち直るか [コラムvol.138]
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旅行市場は震災からいつ立ち直るか [コラムvol.138]

 はじめに、この度の東北地方太平洋沖地震で被災された皆様方に対して、心よりお見舞いを申し上げる次第です。  今回は食をテーマに原稿を準備していたのですが、3月11日に発生した震災の旅行市場への影響について書かせていただく・・・

20代の友人旅行はどう変わったか -過去10年間の調査データ分析結果から [コラムvol.123]
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20代の友人旅行はどう変わったか -過去10年間の調査データ分析結果から [コラムvol.123]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 当財団では1998年から毎年1回、全国規模のアンケート調査として「旅行者動向調査」を行っています。そして、調査結果に基づいて過去1年間の国内旅行マーケットの動向をまとめたレポートである『旅行者動向』を1999年以降、毎・・・

引き込むのか押し出すのか [コラムvol.120]
  • 観光政策・観光地経営
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引き込むのか押し出すのか [コラムvol.120]

理事/観光研究部長/旅の図書館長 主席研究員/博士(社会工学) 山田 雄一

 6月の下旬、iPhone4が発売になりました。 例によって、販売店は大混雑であったようですが、同日、人気恋愛ゲームの続編も発売になりました。 そのゲームソフトの名前は「ラブプラス+」。 http://gamez.itm・・・

地域活性化から見たスポーツ・ツーリズム [コラムvol.116]
  • 観光政策・観光地経営
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地域活性化から見たスポーツ・ツーリズム [コラムvol.116]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

 最近、「スポーツ」分野から見た観光、すなわち「スポーツ・ツーリズム」に関わる研究者の方々と親しく意見を交わす機会が多くあります。これまで私自身は「スポーツ・ツーリズム」と聞いても多様な観光分野(エコツーリズムやグリーン・・・

「キャリング・キャパシティ」は算出できるのか(その5) [コラムvol.115]
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「キャリング・キャパシティ」は算出できるのか(その5) [コラムvol.115]

常務理事/博士(農学) 寺崎 竜雄

 前々作vol.71に”キャリング・キャパシティは関係者間の話し合いに基づいて決めるもの”と書きました。今回は、その決定過程となりうる「地域社会(コミュニティ)を基盤とした地域資源の管理運営手法」・・・

“等身大”の旅行?  [コラムvol.101]
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“等身大”の旅行?  [コラムvol.101]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 先日テレビを観ていると、女子高生向けのファッション誌の制作現場に密着した番組に目が止まりました。それを観て私は、自分が高校生だった頃とは色々な点で大きく様変わりしていることに驚きました。  中でも一番驚いたのは、雑誌の・・・

「キャリング・キャパシティ」は算出できるのか(その4) [コラムvol.91]
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「キャリング・キャパシティ」は算出できるのか(その4) [コラムvol.91]

常務理事/博士(農学) 寺崎 竜雄

 7月初旬にウィーンで開催された「ISSRM(International Symposium on Society and Resource Management)」に参加しました。社会活動と自然環境との関わりに興味をも・・・

「田舎に救われる」時代がやってきた!? [コラムvol.83]
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「田舎に救われる」時代がやってきた!? [コラムvol.83]

はじめに  過疎化、高齢化が進む農山村地域にとって、交流人口の増大と地域への経済効果をもたらす観光・交流への取り組みは、地域再生の重要なテーマです。こうした農山村地域の再生には、多くの場合、都市側の人間の立場から田舎を支・・・

頑張っています、”富士山・富士五湖観光圏” [コラムvol.77]
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頑張っています、”富士山・富士五湖観光圏” [コラムvol.77]

立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員)(出向中) 吉澤 清良

 皆さんは、「観光圏」をご存じですか?昨年度、私は必要に迫られて(?)、随分と観光圏には詳しくなりました。今回は、私が事業推進のお手伝いをしている「富士山・富士五湖観光圏」(山梨県富士北麓地域:富士吉田市、西桂町、山中湖・・・

「持続する」ということ [コラムvol.76]
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「持続する」ということ [コラムvol.76]

理事/観光研究部長/旅の図書館長 主席研究員/博士(社会工学) 山田 雄一

■25周年を迎えた東京ディズニーリゾート このコラムが掲載されるのは、2009年度であるが、終了した2008年度は、わが国の観光リゾートにおいて、少しばかり特別な年度であった。 それは、1つの時代を作ったリゾート施設が四・・・

まちの”味わい”の重要性~台湾を訪れて [コラムvol.75]
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まちの”味わい”の重要性~台湾を訪れて [コラムvol.75]

 昨年末に仕事で台湾を訪れる機会がありました。私は幼少の一時期台湾(台北)に住んでいたことがあり、その時以来の訪問ということで感慨深いものがありました。今回の台湾訪問で感じたことを、観光地への誘客と関連させながらお伝えし・・・

中国を訪れて感じたこと [コラムvol.74]
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中国を訪れて感じたこと [コラムvol.74]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 仕事の関係で、昨年末から今年初めにかけて、中国(北京、上海、香港)を訪れました。北京-上海間は直線距離で1,500km以上、上海-香港間も1,200km以上離れているため、気候条件はもちろんのこと、生活・文化の違いも明・・・

中山間地域の活性化(村上市朝日地域・山北地域) [コラムvol.72]
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中山間地域の活性化(村上市朝日地域・山北地域) [コラムvol.72]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

 先日ひょんなことから新潟県の最北に位置する村上市の朝日地域・山北地域の視察ツアーに参加することができました。朝日地域(旧朝日村)・山北地域(旧山北町)は2008年に村上市に合併した地域で、日本海の夕日や海産物、川を上る・・・

「キャリング・キャパシティ」は算出できるのか(その3) [コラムvol.71]
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「キャリング・キャパシティ」は算出できるのか(その3) [コラムvol.71]

常務理事/博士(農学) 寺崎 竜雄

 前作のVol.50では、キャリング・キャパシティ(Carrying Capacity)には、観光利用が資源にもたらすダメージをもとに適正人数を考える生態的収容力(Ecological Carrying Capacity・・・

“オンパク”から学もの [コラムvol.62]
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“オンパク”から学もの [コラムvol.62]

<はじめに>  別府のまちづくり運動からはじまった「オンパク」は、現在、全国各地の温泉地・観光地へと広がりをみせています。着地型観光の一つのスタイルとしても注目されるオンパクについて、その意味を考えてみたいと思います。 ・・・

冬こそ、あたたかい北東北へ [コラムvol.56]
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冬こそ、あたたかい北東北へ [コラムvol.56]

立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員)(出向中) 吉澤 清良

 研究調査活動は当財団の中核的な機能のひとつで、30数名の研究員が観光文化振興基金を活用した自主研究活動に加えて、国や地方行政などからの委託調査に取り組んでいます。私も、1992年の入社以来、研究員として委託調査を中心に・・・

旅行はストレス解消につながる? [コラムvol.53]
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旅行はストレス解消につながる? [コラムvol.53]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 長寿社会の到来とともに、「健康」に対する関心はますます高まっているように感じられます。これまでは「健康」といえば「体」のことを指していましたが、近年は「心」にも重点が置かれるようになってきました。社会経済の発展に伴う生・・・