第11回海外旅行動向シンポジウム 2006年度
20代の海外旅行者数の減少になかなか歯止めがかかりません。10年前には最も活発なセグメントであった女性を中心とする20代のマーケットは、今や、旅行者数減少の最大要因となっています。市場では団塊など中高年をいかに攻めるかが最大の関心事となり、若年層には雇用市場のみならず消費の場面でも冷たい風が吹いているようです。若年層に一体何が起きているのでしょうか?
アメリカでは1975年以降に生まれた若者世代をジェネレーションYと呼んで、60年代生まれを中心とするジェネレーションXと区別しています。「X」とも異なる「Y」には従来型のマス・マーケティングが通用しないというのがこの世代の特徴とされています。成熟した消費社会の中で育った「Y」を攻めるにはこれまでと違う戦略が必要という訳です。
わが国の若年層旅行市場で変化が始まったのは概ね10年前で、75年以降生まれの世代、つまりアメリカのジェネレーションYに相当する世代が20代になった時期と重なっています。これは偶然の一致でしょうか? もしかしたら我々は彼らの発信する信号を誤読して、取り返しのつかない間違いを犯しているのではないでしょうか?
本シンポジウムでは、海外旅行市場の最新動向の解説とあわせ、若年層市場の真の可能性について、新事実の紹介を交えた議論をお聞かせいたします。
皆様方のご参加をお待ちしております。
概要
テーマ | なぜ減少する20代海外旅行!?ジェネレーションYからの信号を解読せよ! |
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開催日時 | 2006年7月26日(水) 13:30~17:20 |
会場 | 東京・大手町/経団連会館 11階 国際会議場 東京都千代田区大手町1-9-4 TEL:03-3279-1411(代表) (JR東京駅下車徒歩7分、地下鉄大手町駅下車1分) アクセス |
主催 | 公益財団法人日本交通公社 |
後援 | ジェイアイ傷害火災保険株式会社 |
協力 | 株式会社ツーリズム・マーケティング研究所 |
お問い合わせ | 財団法人日本交通公社 観光文化事業部 中野・黒須 |
スケジュール
12:30 | 開場 |
13:30~13:40 | 開会・主催者ご挨拶 |
13:40~14:40 |
第1部 海外旅行マーケット動向2005~2006 プレゼンター:財団法人日本交通公社 主任研究員 黒須 宏志 |
14:40~15:00 | 休憩 |
15:00~17:20 |
第2部 パネルディスカッション ◎パネラー 山田 静 氏 ◎コーディネーター |
17:20 | 閉会 |
※パネラーはやむを得ず変更となる場合がございます。