古書から学ぶ(観光文化 239号)
旅の図書館は今年で開設40周年を迎えます。開設以来、観光・旅行に関する最新の図書や雑誌に加え、明治・大正・昭和戦前期の古書や地誌、社史といった古い資料も収集してきました。
こうした古書の中には、その分野、その時代において大きな影響を与えたものや、現代にも通じる示唆を投げかけるものも多く存在します。また、思わぬ発見やアイデアの宝庫であることに気づかされます。
本特集では、古書を活用しながら研究を進めている先生方に、それぞれの分野の歴史を語る上で欠かせない古書や、ご自身の研究において影響を受けた古書をご紹介いただいています。古書の魅力や古書から学ぶ面白さを知っていただき、古書を手に取るきっかけとしていただけたら幸いです。
- 発行年月
- 2018年10月発行
- 判型・ページ数
- A4判 60ページ
- 価格
- 定価1,100円(本体1,000円 + 税)
※本書は当サイトでの販売は行っておりません。
掲載内容
表紙・巻頭言・目次
表紙 | |
巻頭言古書から学ぶこと | 西村 幸夫 |
目次 |
特集 古書から学ぶ
特集1 座談会:だから古書は面白い!~旅行案内書から見る日本のリアル~
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荒山 正彦、山口 誠、木田 拓也 |
特集2 戦時下の国土休養地計画 -雑誌「國立公園」と田村剛-
|
阿部 宗広 |
特集3 日本の温泉医学、その新時代への起点を古書から見つける
|
合田 純人 |
砂本 文彦 | |
特集5 国際観光局の10年 |
千住 一 |
視座:古書はいつもあたらしい
インタビュー
|
溝尾 良隆 |
|
福永 香織 |
旅の図書館だより
「旅の図書館」の40年 | 大隅 一志 |