【今回の調査結果のポイント】
- コロナ禍の影響で旅行予定に変更が生じた割合は、1月には1割弱でしたが、感染拡大とともに徐々に増加し、4月には3.5割となりました。その後、5月から7月にかけて徐々に減少したものの、8月以降も2割程度は変更が生じています。具体的には、「活動内容・訪問先」「泊数」「旅行先」「交通手段」「宿泊施設」など様々な変更が行われましたが、なかでも、「活動内容・訪問先」は、いずれの月においても多く変更されています。
- 国内旅行実施にあたっての気持ちは、 1~2月は「新型コロナに対する不安は感じなかった」「今の状況では自分にあまりかかわりはない」が目立ちましたが、3月になるとそれらは上位ではあるものの割合は減少、4月以降は「心配しても仕方ない」が最も多くなりました。また、6月からは、「旅行先の観光地を応援したい」「値段が通常より安い」が急増しました。
- 国内旅行実施中のコロナ対応策について「特に何もしていない」と答えた割合は、6月以降は2%未満にとどまり、ほぼすべての旅行でマスク着用、アルコール除菌、手洗い・うがい等の感染対策が行われていました。